居合道 杉戸支部
杉戸支部の生い立ちについて
染谷敏明
杉戸支部の生い立ちと居合道部との関わりについて
杉戸支部の発足は、昭和44年に埼玉県立杉戸農業高校(現在の杉戸高校
の地)にて、長本寿先生(明治38年〜平成2年)指導のもと、十数名で稽古が
始まりました。当時、東部地区では他に居合の稽古場は無く、杉戸支部が先
駆けとして居合の稽古を始めました。全日本剣道連盟が制定居合(現在の全
剣連居合)7本を定めたのもこの頃です。長本先生は、県立杉戸農業高校の
定時制課程に奉職されていたため、稽古は、夜9時過ぎに始まり11時頃まで
行われました。
昭和43年に埼玉県居合道研究会が発足し杉戸支部として加盟しました。そ
の後、昭和54年に埼玉居合道研究会が解散して、現在の埼玉県剣道連盟居
合道部に引き継がれ、長本寿先生は、初代の居合道部長として就任されまし
た。
私は、杉戸支部発足当時から居合道に携われた事を大変嬉しく思います。こ
れからも、今は亡き長本寿先生の教えを守り稽古に励みたいと思います。
杉戸支部をよろしくお願いいたします。